ファイナルスターフォース(筐太郎29スタンダード筐体)

実機について

かつての戦いから2000年…
宿敵ゴーデスは復活した。全宇宙を恐怖に陥れるために。
人類はこれに対し、最終星間戦闘機ブルーノヴァとレッドノヴァを発進させ、
宇宙を賭けた決戦に挑もうとしていた…


1992年、テクモ(コーエーテクモゲームス)から登場した、縦スクロール式シューティングゲーム。
1984年に同社から登場した「スターフォース」の続編に当たる。
2人同時プレイ可能。全10ステージ。

8方向レバーと2つのボタン(ショット・ボンバー)で自機を操作する。
このゲームの最大の特徴は、時間経過と共に自動的に自機の攻撃がパワーアップする事である。
ゲーム開始時はレベル1(2連装ショット)から始まり、最高でレベル8に到達する。
自機が撃墜された場合は1段階レベルが下がり、レベルアップタイマーもリセットされる。

通常ショットのパワーアップとは別に、進行中に友軍機から投下されるアイテムを取ると
自機の後部に「パーサー」が装備される。
3種類のパーサーは、それぞれ追加される攻撃法もボンバーも異なる。

  • Aパーサー(青)…サンダーレーザー。自機正面へレーザーを発射する。
    ボンバーは、画面横方向に多数のプラズマを発生させる。

  • Bパーサー(緑)…ワイドショット。自機正面に扇状に弾を発射する。
    ボンバーは、画面後方から巨大なミサイルが発射される。

  • Cパーサー(黄)…スプレーガン。自機正面に弾を拡散させる。
    ボンバーは、画面横方向に多数のプラズマを発生させる。
各ステージにはボスが待ち構えており、撃破すると次のステージへ進行する。
ステージ9のボスの撃破に失敗すると、最終ボス「ゴーデス」を倒してもエンディングが変化してしまう。

※…ミニチュア作品は、同社の純正筐体「筐太郎29スタンダード筐体」を使用。

作品&戯言 2018年3月の作品テーマは「テクモ」(旧社のテーカン、更に現在のコーエーテクモゲームスも含む)です。
例によってテーブル筐体では分かり辛いので、強引に同社の純正ミディ筐体に載せちゃいました。

「スターフォース」と言えば、80年代を席巻した名作シューティングゲームで、
その続編と聞けば作者も大きな期待を抱くワケですが…
実際にプレイしたのはリアルタイムではなく、2000年頃に通天閣で有名な新世界商店街にあるゲームセンターでした。
たまたま立ち寄ったんですが、当時このゲームが出ている事も知らず、タイトルロゴを見て一人で盛り上がってました。
ファミコンの「スーパースターフォース」が個人的に期待外れだっただけに、今作も期待しながら50円玉を投入。
(「スーパースターフォース」も決して悪い内容ではなく、世界観や設定は素晴らしいと思います…と、一応フォロー(笑))
しかし…自機が強過ぎる!!
前作と異なり、死ぬ気でボタン連打も必要無しとは…
何より、地形も敵キャラクターも前作の面影の欠片もありません。一応、最終面は前作の地形が出てくるんですが、
地上物の破壊すらも出来ず、完全に背景なだけの様です。(作者は最終面に未到達)
良くも悪くも、普通の90年代シューティングゲームになってしまいました。


別館入り口に戻る